関西二期会は、1964年に声楽芸術を追究する有志の集まりとして結成され、以来40年に亙る着実な活動の結果、現在500名を超す会員を擁する西日本最大の声楽家集団となっています。
現在、その活動はアルカイックホールを拠点とする年3回のオペラ公演、いずみホールを拠点とする年6回の企画演奏会、学校公演をはじめ会員の多彩な活動に応えるマネージメント業務、オペラ研修所によるオペラ歌手養成活動の4点を柱としています。 中でも社会的な注目度の高いオペラ公演に関しては、2000年、数々の受賞に輝いた「パルジファル」に続き、「ルチア」「天守物語」「こうもり」と充実した舞台を作り上げた後、2003年には創立40周年記念公演として、永年の念願であった「ばらの騎士」をケルン市立歌劇場との共同制作により上演しました。
2005年には「タンホイザー」を16年ぶりに再演、「タンホイザー」は、文化庁国際交流支援事業として韓国ソウルでも公演を行いました。続いて2006年には関西では邦人初の上演となった「ノルマ」、4回目の再演で初の原語上演を行った「魔笛」で、演奏成果のみならず、会としての組織力、団結力に関しても高い評価を受けました。
他方、平成13年度より始まった文化庁の「本物の舞台芸術体験事業」(旧、芸術文化ふれあい教室)による学校公演は、すでに東北から九州まで112校に及び、生徒たちとの感動的な触れ合いを通じ、あらためて音楽の力と演奏の原点を、一同心に刻み込んでいます。 また、同じく文化庁「本物の舞台芸術体験事業(旧、青少年芸術劇場、芸術体験事業)[公文協公演]では、平成10、11年に「愛の妙薬」、平成16、17、18年は「椿姫」で全国の青少年を中心に、オペラの魅力を体験してもらっています。
関西からの文化発信の重要性が声高に提唱される今、私たちは関西二期会の存在意義を再確認し、今後とも真摯な芸術活動に邁進するつもりです。
会員 553名 研究生 59名 会友 45名
2009年3月25日現在